ピアノ教材【ピアノヤメノン1】エチュードNo.14|ピアノ連続バラバラ和音法|ツァラトゥストラはかく語りき

和音は外側の響きから

新商品がドドーンと画面にフェーズインしてくるようなCM、だいたいこの曲が使われていますよね。🌏🌎

数あるツァラトゥストラが語りしCMの中でも、個人的にはいつだったかの某大手食品メーカーのカップ麺のCMが一番印象に残っています。🍜

さてさて、和音の響きを感じ、3連符のリズムを感じ、ツァラトゥストラ🐯の雰囲気を感じる（？）この曲、

なかなか和音の音数が多くて気後れしちゃいますよね。

一度に全部の音を弾こうとするとごっちゃになって混乱しちゃうので、

まずは和音の外側のオクターブだけを弾いて音を探るとスッキリしてわかりやすいとか。✨🚿

和音の練習方法はいろいろ

難解な和音を攻略する方法は様々ですが…。

たとえば和音の外側の音の感覚がつかめてきたら、今度は和音の全部の音を1音ずつアルペジオのようにバラバラにして弾いて、最後に和音で弾くっていうのもひとつの方法ですね。🌹🌹

和音の響きをきちんと理解できるような気がするので私はこの練習方法結構気に入っています。

ところで和音ってこんなに同時に音が鳴っていたら1つくらい弾いてなくてもバレないんじゃないかなって思うじゃないですか。

でも1音抜けただけでめっちゃわかりますよね。😲

バレなさそうなのにめちゃくちゃわかっちゃう七不思議。👽👻🎃

というわけで残念ながら（？）おサボりはできませんね…。😪

ツァラトゥストラに語られ食傷気味 ： 著者からのコメント

ピアチャミュージックメソッド シリーズ著者の小林寛です。

久々にピアノを弾いた時、以前弾けてた曲でトライしても

「弾けないじゃないか、やっぱダメじゃん!」と絶望海溝の底🌊へと、まっしぐらになったご経験も皆さんおありかと思います。

そうゆう私も暫くピアノ練習できなかった後は、そんなダイブ状態になる事がままあります。

こういう時は、もう強制的にシステマティックに横方向の動きも意識するべく

「親指から腕へのラインを積極的に意識しよう」と考えてみましょう。

Part1 のエチュード1は、誰でも知っている「聖者の行進」をあえて1 の指「だけ」を使い、

しかもそれを両手で弾きます。

逆に言うと親指と腕、つまりは横方向の動きを含めて意識しないと全く弾けないアレンジになっています。

この応用として、

リスト✨「愛の夢」✨なんかも、👍左右1👍の指の場所を思い出すとリカバリーしやすいですよ。