親指根元練習曲 ムービー : ピアノ教材 【ピアノヤメノン2】No.5 & 6 : 小指をつついて外を出す
ピアノ教材 子ども・大人向け ソナチネ程度
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ピアノヤメノン 2 : P.20, 21
Part2 弾くのは端だが役に立つ
Etude5 & 6 小指をつついて外を出す : 親指根元練習曲
こんにちは。ピアチャミュージックメソッド制作部のヤメノンアンバサダー、Jです。
共同音楽出版社刊「やめなくていーよ ピアノヤメノン 2 」に興味を持ってくださりありがとうございます!
この本が少しでもゆるくピアノを楽しむ人が増えるお手伝いができますよう。
【お買い上げありがとうムービー】
パスワード : P.15 Step4の手の間の英単語
親指・小指は目立つ
《弾き端》のセクションです。そう、ピアノをうまく扱うコツは手を2つのゾーンに分けて使えるようにすることです。
小指と親指、特に親指は音を目立たせやすいです。
各指にボリュームタブが付いているように、自在にバランスを変化させることを考えてみましょう。
指でのコントロールで各音の音量や音質を管理することも良いのですが、その方法は気が遠くなる時間をかけて練習する事も時には必要になってしまうという点ではこの本のコンセプトから離れてしまいます。
そこで本文に書いていないコツですが、音量を出したい方に少し手のひらを少し傾ける事です。(色々な状況があるので、いつもこの手が使えるとは限りませんが)
これで、「それ以外の音が出ない状況」しておけば、頑張って「出したい音を出す状況を生み出す」事が必要のない場合もあるということがわかりますよね。
火傷しないためには、水しか出ない蛇口を設置しておくのと同じですね←違う
いつも使える、片手で長さの違う音の2グループを弾く技
親指・小指のバランスの話は同時に押す事ならば、それを時系列に進めてみるとそれぞれのパートを別に弾くことに。
ついピアノでは「同時に押す音」で考えてしまいがちですが、このエチュードでは簡単ながらも「2つのパートを同時に弾く」ことも意識できます。
つまり、楽器を2つ片手に持ったも同然ですね。これもピアノにしかできない技です。
クレバーな弾き方で、練習時間を減らそう : 著者からのコメント
ピアチャミュージックメソッド シリーズ著者の小林寛です。
よく知らない、自分の手のバランス。
「あれ、この角度かわいい/カッコいいね」なんて他人から言われたことありませんか?(お世辞を含めて?)
そんな感じに、自分の手つきの事ってよく知らない事も多いです。
例えば、指が速く動かないと思ってたのにトリルは得意など。
時々こんな練習曲を弾いてみると、自分の指の傾向がわかります。そうすれば、すでに身に付いているアビリティに関しては練習しなくても済むかもしれません。時短した分、違うところを弾いてみてもいいですね。
練習曲と思わずに、テストパターンと思うと気が重くないかもしれませんよ😊
この応用として、
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌとか。
パヴァーヌは聴いた感じより何倍も難しい魔属性の曲ですが、こうした小さな練習テストパターンの積み重ねで弾けるようになってきます。
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